上達に焦りが出たら、「食卓塩に学ぶ」
プライベートレッスンはオススメしません!
近頃「他の生徒さんより進歩しないのでプライベートレッスン受けたい!!」とか「コンテストに挑戦したいのでプライベートを!」という受講生が多くいらっしゃるのですが、ウォーキングの基礎を学ぶならプライベートで高いお金を払うのはもったいないっっ!
ましてや、「初めてなのでプライベートの方がいいのかしら?」と思っているあなたには、絶対にグループレッスンをオススメします。
グループレッスンは6回コースならば1回あたり¥3000(そして、期限なし)と、とってもお安く、いつでも受講できるので女性に優しい。
しかも当スクールのグループレッスンては、筋肉・骨・その役割などを体系的に学べます。
ショー向けにドレスウォーキング、ポージングやターン種類も充実。プライベート以上に惜しみなくウォーキングのコツをご紹介しています。
美しいたたずいをプライベートレッスンでは、お値段の関係で生徒さんの時間がもったいないのでは?との私の考えに基づき、「技術」だけにフォーカスします。
所作の背景やマインド・筋肉や骨の座学的な内容をあまり説明しないのです。
美しいたたずまいを身につけるために「マインド」が大切
プライベートレッスンでは、お値段の関係で生徒さんの時間がもったいないのでは?との私の考えに基づき、「技術」だけにフォーカスします。
所作の背景やマインド・筋肉や骨の座学的な内容をあまり説明しないのです。
美しく変わるためには「マインド」がとても大切。いま、目的の所作をする意味、心がけること、なにを目指して行動するのか?
これを理解して適切な間をとり、筋肉のアクセントをつけるとのちのち大きな差になって現れます。
単なる「スポーツ」として捉えないことが美しいたたずまいに必要なんですね!
また、ご本人ができている個所についてもプライベートでは説明しないですし、反復練習で時間をとるのは申し訳ないのである程度できたらそれ以上は時間をとりません。
反復練習はご自宅で行ってくださいね、という意図です。
プライベートを受ければマジック起きるのでは?と思っている方は少し考えを変えてOK!
プライベートレッスンはいわば「付け焼き刃」(直前まで何も準備しなかった人の駆け込み寺とも(汗))
講師の私がこう言うのは元も子もないのですが、基本的に「グループレッスンを受講しては?」とご提案しています。それでも、「もう1週間しかないっ!」「どうしてもプライベート受けたいんです!」という方にだけ、プライベートレッスンをしています(笑)
時間に余裕がある方は、まずは月1回を目安に、ちょっとずつ学んでみましょう。筋肉と脳神経の結びつきは急には進歩しませんので、ぜひ気長にお付き合いくださいね。
ちょっとずつなんて進歩無さそうって思っています!?!?
いえいえ!!継続効果はすっごいんです。
ついつい、自分の上達の遅さに焦りが出うこともありますが・・・
毎日使うお塩のつもりでコツコツ!
例えば、あなたがお料理に使う「塩」。
毎日コツコツ無意識のうちに食事のときに使っているだけで・・・
いつの間にか「あれれ?無くなっちゃったよ?買いにいかなきゃ!」ということになりますよね?
継続というのは、こういうことなのです。
ちょっとずつ、続けるだけで、気がついたときには「結果が出ている」。
できるorできない、と悩む前に「まずは、塩のつもりで継続」これこそが結果を生む卵なのです。
「歳のせいにしない」82歳のiPhoneアプリ開発者 若宮正子さん
2018年にテレビで放映された、82歳の若宮正子さん。
彼女は世界中の注目を集める、日本の女性ITエヴァンジェリスト、世界最高齢のプログラマー。
若宮さんは、銀行員を退職したあと、60歳でパソコンをスタート。
81歳でゲームアプリ「hinadan」を開発し、Apple社のティム・クックCEOから賞賛され一緒に映った写真を玄関に誇らしげに飾っています。
エクセルで作るグラフィックを出力して包み紙やアクセサリーを作ったり、ipadで音楽を奏で、アプリの開発をし、「人生100年時代構想会議」への選出と話題を呼んだ“ITおばあちゃん”なのです。
若宮さんの言葉が一番印象に残りました。それは、
「歳のせいにしない」
若宮さんから言わせると60歳からスタートしたのだから、わからないことだらけなのは当たり前、できないことも当たり前、できないことを歳のせいにしない。のだそう。
あなたは、
「歳だからできないよ」
とスマホでさえも敬遠していないでしょうか?
わからないことだらけで「い~っ!!」って思ってしまう気持ちもわかります。「ポイ」って投げてしまう気持ちもわかります。
美やボディに関しても同様で、「もう歳だから~」というのが口癖になっていないですか?
「歳だから~」と枕詞を置くことで言い逃れをしてみたり、新しいことへの挑戦を避けたりなんとなく安心感を得ていないでしょうか?
40歳、50歳、60歳と年齢を重ねるにつれて感じるからだの衰え・・・
- いつかの肌のハリはなくなり、
- お腹が出てきたり、
- シミやシワができたり、
- 回復しずらくなったり
- 物忘れが多くなったり(笑)
すごくよくわかります。
でも「もう歳だから」という言葉を使わない大人って若い人から見てもすごく素敵だと思うんですね。
「もう歳だから」という言葉は置き換えてみれば
「でも・・・」
「だって・・・」
と同義語ですから!
そんな言葉を連発する大人って魅力軽減ですよね。
老けるのは人間ですから仕方ないことです。
でもそれとひきかえに、
- 知識を重ねたり、
- 振る舞いに余裕が持てたり
- 経済力が上がったりする
のが歳をとるということ。
若さでは到底カバーできない魅力です。
若宮さんはプログラミングに関して、「もし失敗したとしても、時間やお金をちょっと失うだけ。
誰も死んだりはしないので、どんどん失敗を繰り返して成長すればよい」といっています。
美やボディに関しても同様に「もう歳だから」と簡単に片づけずに現状を維持する努力を怠らず、興味のあることにチャレンジしてみてくださいね。
「幸福脳」は高いパフォーマンスを引き出す
人は笑顔でいるときに本来の高いパフォーマンスを発揮できる、「幸福脳」というものが人類学的に実証されているといいます。
箱根駅伝でまったく無名だった青山学園が、優勝したことで有名になり、その指導者、原監督の指導方法が注目され、2015年2月20日「金曜日のスマたちへ」(TBS)で放映されました。原監督は学生時代より自身は駅伝選手であったものの、その後は営業としてサラリーマン生活を送っており、これまた指導経験がゼロでした。 最初の5年はとにかく厳しく指導をして、脱落者が出ていました。そこからサラリーマン時代に培った見地から、指導方法を見直し、「笑顔でゴール」する選手たちを生み出したのです。 原監督の指導方法のポイントは3つ。
「会話」コミュニケーションを増やす
1つは、「会話」。とにかく上下関係が厳しく、食事中も会話のないというのがこれまでの駅伝界の通例でしたが、原監督は「会話」を重視し、その垣根を取り払っていきました。学年が違っても、みな同じように食事や掃除の当番を担当し、コミュニケーションを増やしていきます。
「表現力」質問に対する答えが明確な選手
2つ目は「表現力」。選手をスカウトする際にも「なぜ青学を選んだのですか?」と質問を投げかけ、その答えを明るく雄弁に語れる選手を選びました。するとその選手たちが明るい空気を運び、相乗効果でさらにチームが明るくなっていったそうです。「幸福脳」学的には「辛い練習とか、すごく嫌な問題があればあるほど、そのときに笑顔で対処すると、脳の中で建設的な思考が産まれることがわかっている」というのです。「何かに挑戦するときこそ、笑顔で明るく」すると失敗するイメージが減り、力が発揮できるようになるというのです。2015年、新「山の神」となった神野大地も「明るさ」でスカウトされた選手でした。神野は身長が160cm、体重は38kgというたいへん小柄な選手。でも原監督が話したとき、自分の言葉と表現力の豊かさがスカウトの決め手となりました。もくろみ通り、彼は初優勝の立役者となりました。とはいえ、努力は99.9%。辛い練習の毎日。「だからこそ、試合では楽しむだけじゃないの?ゴールは笑顔でしよう」というのが原監督の考えです。
「目標管理」自ら小さな目標に棚卸しさせる
3つ目は「徹底的な目標管理」にありました。監督は大きな方向性だけを提供し、選手たちに考えさせるのも大きなポイントでした。例えば、優勝するために40分縮めたかったら、1ヶ月に換算すると何本縮めればいいのか、一日なら何秒なのか、小さな目標に棚卸ししていく作業を選手たちにさせるのです。
この3つが箱根駅伝初優勝を果たした、強さの秘密でした。「笑顔でゴール」するためには、選手自ら考え・他者に対しても自分に対しても会話をして目標を表現する。手取り足取り教えるのではなく、自分で考えて設定した目標だから生き生きとするのですね!