ウォーキング講師養成講座で学んだ認定講師たちが、大学のステージ指導という実践の場で活躍しています。今回の現場は、共立女子大学 被服学科。
ウェディングドレス制作発表会に向けた出張レッスンに、代表を含めた4名の講師でチームを組み、全3回にわたって指導を行いました。
共立女子大学といえば、ファッションデザイナーの桂由美さんの卒業校でもあります。そのような名誉な大学で、かつウェディングドレスの制作発表というオファーを受け、認定講師たちも自然と力が入ります。
第1回レッスン|基礎とマインドの土台づくり


初回は共立女子大学被服科の卒業プロジェクトに参画する33名の学生さんに向けてレッスン。
動画を撮影し、自らの現状を知ってもらったあと、「姿勢と歩き方が生み出す変化」という目的意識を共有するマインド講義からスタートしました。
学生さんたちが自分で創作するウェディングドレスをステージ上で美しくみせるための意識づけを行った後は、ウォーキングの基礎へ。
正面から見た美しい姿勢と歩き方、横から見たラインの整え方を段階的に学び、360度どこから見ても美しい姿勢をつくっていきます。
さらにモデルとしての基本となる「立ち姿」では、角度をつけた美しい立ち方を習得。
最初の一歩として、土台をしっかりと固める時間となりました。
当スクールでは、認定講師を積極的に現場に登用しています。年齢ではなく、やる気や社会性を重視し、スキルテストを経た講師が実践の中で指導力を磨いていきます。
第2回レッスン|ドレスを“魅せる”技術へ
2回目の出張レッスンでは、基礎の上にさらに一歩進んだ内容へ。
美しい姿勢とウォーキングをベースに、ドレスの下に身に付ける「パニエ」を身に付けながら、ドレスをより魅力的に見せるための技術を習得していきます。
各種ターンやポージング、そして腕の優美な使い方など、細やかな動きが加わることで、単なる「歩く」から「魅せる」へと表現が変化していきます。
当スクールでは、認定講師の活動の場を広げることも大切にしています。HPへの掲載や実務機会の提供など、資格取得後も継続的に活躍できる仕組みを整えています。
第3回レッスン|本番を見据えたドレスウォーキング最終調整

最終回となる第3回出張レッスンでは、いよいよ本番で着用するウェディングドレスを学生9名が着用し、より実践的な指導を行いました。

講師陣は、2回目同様、パニエを身に付けて。
ロングドレス・ウェディングドレスを美しく見せるための歩き方の改善ポイントに加え、ハーフターンや去り際の方向転換、国際儀礼に基づいた手の重ね方や優美な手の上げ下げなど、ステージ上で一段上の演出を可能にする技術を細かく確認。
また、ドレスの裾を踏まないための前脚の出し方や、「止まりながらポージングに入る」トップポージングとサイドウォークの応用など、本番に直結する内容を丁寧に仕上げていきました。

さらに、本番のフォーメーションに合わせた動きの確認やヒアリングも実施。
本番ステージとなる共立講堂の練習は、学生さんにとってもこの日が最後になるとのことで、学生さんたちはレッスン前後にも音響や照明、動線を何度も確認し、大きな舞台に向き合う姿勢は非常に真剣そのものでした。
その熱意に応える形で、レッスン後もチームごとにフォーメーションの調整やアドバイスを行い、細部までブラッシュアップしました。
多くの課題を抱えながらも、学生の皆さん、そして教授・助教授の先生方が一体となって取り組む姿は印象的で、ステージを創り上げる現場のエネルギーを強く感じる時間となりました。
本番のステージでは、これまでの積み重ねがどのように表現されるのか。
次回は発表会当日の様子もお届けできればと思います。

