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足の向きを直すと、なぜかガニ股気味になります。「カチカチタイプ」さん向け体の力の抜き方

〔生徒さんからのご質問〕
楽しいレッスンを、ありがとうございました。ターンの仕方がいまいちわからなかったのと、歩き始めの立ち位置で、足の向きが若葉を意識して歩き出したときに、なぜかガニ股気味になってしまいます。レッスン後は時間がなく、どうやって疑問点を質問したらよいかわからず、メールさせて頂きました。(Mさま1回受講)

勇気を振り絞って、疑問をまとめてくださりありがとうございます。
ターンについては、中上級クラスの項目になりますので、日常の「美しい振り返り所作」も含めて次のステップのクラスで紹介させていただきますね♪

体の使い方3タイプ(ゆるゆるタイプ、ノーマルタイプ、カチカチタイプ)

さて、今まで累計3,000人を超える生徒さんの筋肉・関節の使い方を拝見して、次の「体の使い方3タイプ」に勝手に分類してみました。

〔体の使い方3タイプ〕
1.ゆるゆるタイプ(軟体タイプ)
2.ノーマルタイプ(コアタイプ)
3.カチカチタイプ(末端タイプ)

Mさまは「3.カチカチタイプ(末端タイプ)」かな?と思います。

緊張すると、手足が一緒になっていわゆる「なんば歩き」になってしまう方は、手・脚の末端に力が入りやすく、手先・膝下の力を使って前に進もうとする傾向があります。
このタイプの方の特長としては、
・キチッとした決まったポーズには強い。
・でも末端がカタイので、「歩きがカクカクしている」「歩くと手足が一緒になる」「指先のナチュラルなポーズがちょっと苦手」
な傾向にあります。

Mさまは末端に力が入りがちなので、つま先の向きを末端に近い「膝の力で変えよう」としてしまうので、膝も外向きになってがに股になってしまうのだと思います。本来、股関節(太ももの付け根)から外側に向かなければいけないのですが、Mさまの初回の動画を拝見すると、脚の付け根からかなり内向きになっているようです。

人間の体は、関節・筋肉・神経の状態が万全の状態にあれば、「1+1=2」になるのですが、そうでない場合は、脳が考えるように神経から筋肉に指令が伝達せず、うまく動いてくれません。「1+1=2」になるような体づくりは毎日のボディメンテナンスにかかっています。

筋肉、関節のカタイ方は、特にこちらの記事をご覧になり、柔軟筋膜リリースに取り組んでください。Mさまは股関節周りが内側に固定されているようですので、特に股関節周りをまずは重点的に取り組んでいただくとよいでしょう。初回でお伝えした「股関節周りのほぐし」や「お尻の使い方」も毎日実践してみてくださいね。



体の力を抜く方法

また、「カチカチタイプ(末端タイプ)」さんは余計なところ(末端)に力が入っています。「末端の力を抜く」のが上達の上でとっても重要です。FMT整体さんの動画をみつけましたので、今後の上達のためにもこんなことにも取り組んでみてください。

体の力を抜く方法(1)力を抜くための3つのポイント

体の力を抜く方法(2-1)ストレッチポールを使った簡単エクササイズ

「体の力を抜く」ということを体に記憶させると、普段から自然に力が抜ける体に変わっていきます。

体の力を抜く方法(2-2)「内臓編」

疲れやすかったり、いつも体の不調をかかえていたり、重だるかったりしませんか?

体の力を抜く方法(3)精神の力を抜く方法

イライラしたり、常にピリピリして安まらなかったり、眠れなかったりと、精神的にリラックスできないときどうすればいいのでしょう。

その他の力の抜き方

日中、ウォーキングするとき、ちょっと仕事で疲れてリフレッシュしたいとき、次のように脱力をしてみましょう。

  • 天井に伸びあがって~
    一気に力を抜いてダラ~ン!
  • 手を遠心力を使って腕を体に巻き付くイメージで左右にブラブラ~
    膝下も前後にブラブラ~
  • 呼吸を吐きながら歩く(呼吸についてはいずれレッスンでお伝えします!)

全身の力を抜いたあとは、背中、お腹など、身体の中心部にだけ力を入れていくように取り組んでみてくださいね!
実は、簡単なようで「体の力の抜き方」ってとっても難しいのです。スポーツ選手の、パワーがあるけれどしなやかな動きには「力の抜き方」にポイントがあります。ちょっと時間がかかるかもしれませんが、繰り返し練習してみましょう。



「カチカチタイプ(末端タイプ)」さんは性格も「キチッ」としてる!?

このタイプの方は、比較的、性格も「キチッと」した人が多いようです。一度約束したことは、キャンセルしたりせず、キッチリ守るのではないでしょうか?また、物事を学ぶとき、1つ1つ熱心に学ぼうとする姿勢もとても強いように感じます。

でも逆に、1つを聞いたら、そのすべてを理解しないと次に進めなかったりします。たとえば、「1.ゆるゆるタイプ(軟体タイプ)」の方は、「ゆる~く」構えているので、「まぁ、とりあえず全体像を把握するまで疑問点は置いておいて、まずは進もう」とか「私の考えは違うから、右から左に聞き流そう」とか、もっとゆる~い人は「何も疑問にさえ感じな~い」と思って前に進みます。体の使い方と「思考のクセ」が比較的、一致するのですね。

ものごとの1つ1つは「点」の集まりですが、いくつか集まって初めて「線」になります。1回のレッスンはただの「点」に過ぎないので、たとえば10回受けた上で「線」になったなぁ~と感じる。そこで疑問点を洗い出してみる、というくらいの「ゆる~い」気持ちで構えてみるのが、「3.カチカチタイプ(末端タイプ)」さんにオススメの思考法です。

初級クラスは、1回ではすべてが終わっておりませんので、1回受けただけでは、ただの「1点」でしかありません。途中段階ではみなさま様々な疑問をお持ちです。複数回レッスンを受けて、「総合的に理解する」ようにしてみてくださいね。最初はみなさん、「思い通り動かないなぁ」という状態ですので、長い目で取り組まれてください☆

グループレッスンでは、8名前後の生徒さんが一度に参加しますので、すべての生徒さんの疑問にすぐにお答えしながら進めることはできませんが、全員の生徒さんのレッスン履歴を拝見した上で、なるべく重複のないようにレッスンを進めていったり、疑問点にお答えできるように努力してまいりますね!